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3Dプリンターと建築模型

昼間、岡崎の営業先(お客様)からの帰路、携帯の着信が鳴り響いたんです。

先日出力サンプルを送ってくれた東京の「3Dプリンター」屋さんからだったのですが、運転中だったので「後でもう一度お願いします」ということで電話を切ったんです。そこで色々と思ったことが…

 


これがその時頂いたサンプルです。

最初、梱包状態の箱から取り出した時は「おぉ!スゲ~!!」と感動したのですが、よくよく手にとって見てみると色々と問題点がありそうです。

 

 まずなんといっても表面があまり綺麗でないということですね。

3Dプリンターに関してはまだまだ不勉強なのでよくわからないところもありますが、出力方式?によるのでしょうが、これは積層方式?なので出力したモノは例外なく表面が地層のようなミルフィーユのような状態になっています。

 

上の写真を拡大してごらんいただければ判ると思います。

 

商品としての模型を作っている私としては、ちょっといただけない仕上がりですね。

私が建築模型屋だということを事前にお話していたので間取りの出力サンプルもいただいたのですが、これはこれでなかなか面白いですよ。

 

スケールにして1/150と言ったところでしょうか?!

 

このスケールで間取りを入れた建築模型というのはほとんど作ったことがないのですが、このサンプルではそれが実現しています。

 

しかも…非常に小さいですが、トイレシステムキッチン、お風呂の浴槽とかまで再現されています。

 

ただちょっと…荒いですけどね。

後最後に「これは凄い!」と思ったのが一番右の写真です。


「外れない歯車」とでも言ったら良いのでしょうか?3Dプリンター以外では作れないそうです。

そりゃもう、見るからに現実離れした格好をしていますからね…確かに出来ないでしょうね。

表面がちょっと荒いということ以外はなかなか面白い「3Dプリンター」というデバイス=道具ということで、今後が楽しみだな!と思った次第です。

余談ですが…私がこの歯車を見て最初に思ったこと、それは…


一体成型の「完全変形」ロボットが作れちゃうじゃ~ん♪


ということでした。